脇脱毛をするとワキガになる?それともワキガが治る?

脇脱毛をすると、ワキガになるという人もいれば、逆にワキガが治るという人もいます。果たしてどちらが本当なのでしょうか?

ワキガの原因とは?

ワキガの原因にはいろいろなものがありますが、最も多いのは遺伝による体質的なものです。ワキガは汗が原因と言われていますが、汗が排出される汗腺には、水分しか分泌されないエクリン線と、水分と皮脂が分泌されるアポクリン腺とがあります。このうち、ワキガの人はアポクリン腺が多く、汗と一緒に皮脂もたくさん分泌され、その皮脂を雑菌がエサとして食べて繁殖する際に出す独特の臭いが、ワキガの臭いとなるのです。

遺伝以外の原因でワキガになることもあります。例えば食生活では、皮脂や糖質を多く摂取する人の方が、アッサリした食生活をしている人よりも体臭がきつくなりやすいですし、ワキガにもなりやすくなってしまいます。具体的には、あっさりした和食を中心に食べる人よりも、コッテリした欧米的な食生活をしている人の方がニオイやすくなります。脂質だけではなく糖質の取り過ぎもワキガの原因になりやすいため、スイーツが大好きな人や、炭酸飲料やジュースをよく飲む人もまた気を付けたほうが良いでしょう。

ストレスや睡眠不足が原因になることもあります。ストレスや疲れを感じると、体内では活性酸素がたくさん生産され、それが皮脂分泌を過剰にします。分泌された皮脂を雑菌が食べて繁殖するので、それが体臭やワキガの臭いとして強くなってしまうのです。生活習慣が原因となる場合もあります。例えば、汗をかいているのにお風呂に入らないとか、入浴してもしっかり脇など臭いやすい部分を洗わないなどの習慣は、慢性的に臭いが蓄積されてしまいます。

脇脱毛でワキガが治る?

脇脱毛をすると、脇のムダ毛を毛根レベルで除去することができます。汗腺から分泌された汗や皮脂は、ムダ毛にいくらか吸収されるので、脇脱毛をすることによって臭いが残りにくくなるというメリットがあります。しかし、ワキガの原因は脇のムダ毛とは全く関係がありませんから、脇脱毛をしても根本的な部分でワキガを治療することはできません。

ワキガを治療するためには、原因となっているアポクリン腺を取り除くための手術が必要で、これは皮膚科での治療となるため脱毛サロンなどでは受けることができません。また、脱毛サロンで行われているフラッシュ脱毛では、ムダ毛の毛母細胞を破壊することはできてもアポクリン腺にダメージを与えることはできないため、ワキガの根本的な治療にはなりません。

脇脱毛でワキガになる?

脇脱毛をすると、汗の臭いがキツクなったとかワキガになったと感じる人は少なくありません。これは、脇脱毛をすることによって、それまで毛穴の中で汗をいくらか吸収してくれていた毛がなくなってしまい、分泌された汗が全て肌の表面に流れ出てくるというメカニズムと大きな関係があります。汗の量が増えるわけではありませんが、毛が吸収してくれていた分がなくなることによって肌表面に出てくる汗の量は増え、皮脂やホコリ、垢などと混ざって毛穴に汗が詰まりやすくなってしまいます。

そうした汚れは毛穴の汚れとなって、ニオイの原因になってしまうことがあります。毛穴のつまりには皮脂も含まれているわけで、それを雑菌がエサとして食べて繁殖すれば、体臭やワキガ臭になってしまうこともありますし、皮脂が空気に触れて酸化したり、硬くなって角栓のようになってしまうこともあります。脇脱毛をすることによってワキガになってしまうというわけではありませんが、脇脱毛をすることによって毛穴に皮脂が詰まりやすい環境になってしまうので、汗対策や毛穴対策はこれまで以上に意識したほうが良いでしょう。

脇脱毛した人の汗対策としては、スプレータイプよりも肌に密着して長時間効果が持続するスティックタイプの方がおすすめです。脱毛をした人は汗が流れ出る量が多いので、スプレータイプやローションタイプでは、有効成分が流れてしまい、大きな効果が期待できません。気を付けましょう。

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